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L.福田 隆幸▶株式会社福幸測量設計

L.福田は僕の弟の同級生で少し知っている。そして僕がライオンズに入会してレモネードスタンドを責任者としてやらせてもらった時にちょっと面倒なチラシ配りをやってくれた。なによりうちの店から徒歩2分程度のご近所さんでもある。だのになんの仕事をしているかよくわかっていなかった。もちろん会社名を聞けば何かを測り、何かを設計するんやってことはわかるけど、それが何なのか見当がつかない。そこで今回は株式会社福幸測量設計を訪問し、いろいろな謎を探ろうと思う。

会社

森本ライオンと月曜日におしごと探訪。福田ライオンの会社へ向かう。紺色を基調としたおしゃれな外観の建物に入ると、内装も木目を生かした素敵なつくりになっている。まるでカフェのようだ。聞けばまだ2年程しか経っていないらしい。へえ~。

対談

早速話を聞く。福田ライオンはそもそも工事現場の監督になろうとしていたのだが、ある研修の時にこれからは測量ができないとねってな話を聞いて、勉強のつもりで測量を始めたらしい。それが性に合っていたのだろう、今に至るということだ。 そもそも測量って何?と聞くと、山とか川など大規模な公共工事を行う前段階の仕事だそうだ。専用の機械を使い、面積を割り出したり全体を設計したりするそうだ。 土地家屋調査をする方とは資格や規模が異なるらしく、福田ライオンの場合は測量士という1級の免許を取ってある。 設計事務所からの依頼を受けることが多く、遠い場合は北陸エリアまで測量に行ったりもする。逆に言うとそれだけ信用されているんだね。コロナ禍にもかかわらず依頼は常にあり、将来的には公共工事が減るだろうから影響があるのかもしれないか当面は忙しくすることになるようだ。

人物

ちなみに今後の課題を聞くと、「これからはドローンです!」と断言したな。確かにテレビでもドローン撮影が飛躍的に増えているし、測量するにあたりなかなか足を踏み入れられない場所でもドローンなら可能なのかもしれない。ただ、測量のためのドローンは単に撮影できればいいってものではない。木々に隠れた地面を見るのに赤外線を使ったりもするし、GPSを搭載しなきゃダメだし、バッテリーをいくつも積んでなきゃいけないしと何かと重装備になる。まずはドローン屋?に依頼していく作戦だと言ってたな。

人物

一方でそんな最新鋭の武器さえあればいいってものでもない。やはり機械には限界があり実測しないとわからないことも多々あるそうだ。そこでは今までの経験や長年の伝統芸がものを言う。この基本がしっかりしないと成り立たない職人の仕事なのだ。 そんな最新技術と伝統芸を組み合わせたこの仕事を福田ライオンも誇りに思っているのが話してみたからこそよくわかった。

人物

実は息子さんも後を継ぐべく入社したらしい。あとのもんのためにもうひと頑張りせないかんけんですね!とほほ笑んだ福田ライオンは、作業着で土にまみれた姿に負けず劣らずかっちょいいぞ!これからもがんばってね!

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