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農家の食卓 take直方市洋食

宗像でランチした帰りに通る道沿いに、いつも閉まっている店がある。
もうやってないんだろう。コロナ禍で食堂の営業は難しい時期だしね。
せっかくならば一度くらい食っておけばよかった。
と思っていたのだが、足草と鞍手のランチの帰りに見てみるとのぼり旗が立っていた。
あれ?やってんじゃん!どういうことだ???
気になる店名といつやっているのかの解明のために今回は下新入を訪れた。
そこが「農家の食卓 take」である。

店内

田園が広がる大地に突然現れるその店は看板が白けている。
建物も特徴はあるけど外壁がクリーム色でレストラン感が薄い。
周りの雰囲気も相まって農作物の直売所のようだ。
ところが、店内に入るとめっちゃおしゃれである。
壁もテーブルも木目を生かしたカントリー調で、自然を意識したゴムの木のような鉢植えがあったり、
いくつもの種類のドライフラワーが飾ってあったりする。
清潔感もやさしさもある雰囲気のいい空間がそこにあった。

メニュー
メニュー

メニューを見てみると日替わりランチがあるし、各種の定食系ランチも充実していてほとんどが1000円以下である。
で、僕は一番注文が多いであろう日替わりランチを注文しようと思ったのだが、足草に「松村さんにそれはない!」と否定される。
肉が入っていないからだ。仕方ないのでチキン南蛮とエビフライのランチにした。
足草もそれならと納得。(今思えば、なんか納得いかねー!)
で、足草はテレビ放送の際に勧めていたらしくオムライスに絞り、それにエビフライがコンボされているランチを注文した。
おむらいすである。おこちゃまである。
僕のは南蛮なんて漢字が入っていてダンディなアダルトなのに、足草は「おむ」なのである。
今度はつまようじの旗を準備してやろうと思う。足草おむおむのために。

料理

程なくしてまずは足草おむのランチが到着。
これがことのほかうまそうなのだ!中トロのヤツではないしっかりとしたオムライスも、デカいエビフライも超うまそう!
それが木のプレートで出てくるのもおっしゃれやん!

料理

続いて僕のランチが到着。なんというかセレクトが完璧である。
ジューシーな南蛮はタルタルの酸味が程よく油分を中和し、肉質はとてもやわらかい。
このチキン南蛮は何個でもいけるヤツや。
そしてカリっと揚がったエビフライはその大きなフォルムと相反してとても繊細なエビの甘さがよく引き立っている。
一口で海の恵みが口いっぱいに広がり幸福に空腹を満たしてくれる。
さらに驚くのが小鉢である、なんとまさかの麻婆豆腐だったのである!
これがまあおいしいこと!南蛮とエビフライという揚げ物ばかりの中にマーボのピリ辛アクセントが絶妙にマッチするんだよな。
言っても宮崎と地中海と中国がタッグを組むなんてなかなかないやん。
これを組み合わせたシェフは料理の足し算のプロである。
アツアツの味噌汁も緩和剤としていい仕事をするし、付け合わせの高菜も最高のバイプレーヤーであった。

料理

足草の方もかなり満足したようで、もしかすると愛食嫌肥の最高点かもしれないと絶賛していたな。
確かにうまそうだったもんなあ、足草おむおむおむ。

料理
料理

心も身体も満足して会計をする。そこで店員さんにポイントカードを勧められた。
で、ポイントカードはいらないからここにある名刺を一枚下さいとお願いする。
一瞬で営業時間が見て取れたのだが、ここは14時半で一旦閉店し、また17時半からオープンするんだよね。
それでおでかけの帰りにはちょうど閉店していたんだ。こうして謎が解けたってわけだ。
ただ、「そ、それがポ、ポ、ポイントカードですう。」
と笑いをこらえた店員さんから名刺のようなポイントカードを受け取るハメになるんやけどね。。。

外観

まあそんなこともあったけど、ここはかなりお勧めである。
とにもかくにも雰囲気がやわらかくて味は最高にうまい!
価格もお手頃で、だのにさほど客数は多くなくてゆったりとしている。
こんなことならもっと早くに訪問すればよかったと思ってしまうくらいだぞ、実際。

店舗情報
店名 農家の食卓 take
ジャンル 洋食
予約・お問合せ 0949-24-8360
住所 福岡県直方市下新入1796-4
営業時間 昼の部11時00〜14時30 
夜の部17時30〜21時00 ご予約のみ
定休日:水曜日
※営業時間に変更がある場合があります。お店へ直接お問い合わせください
公式サイト -

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